Topics

トピックス

モノづくりと環境への配慮

印刷 環境

2020年02月04日

昔から、工場を稼働させることと環境への影響の問題は、相反する問題として考えられてきました。

これらの問題に対して、2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(Sustinable Development Goals = SDGs)」は一定の配慮を定義しています。

この制度に対応する印刷業界の取り組みとしては「12 . 使う責任 作る責任」に該当し、下記のようなものがあります。

 

・FSC認証

 

FSC(R)(Forest Stewardship Council(R)、森林管理協議会)とは、 木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や 加工のプロセスを認証する国際機関。 その認証は、森林の環境保全に配慮し、 地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。

 

・グリーンプリンティング認定制度

 

GP認定制度は日印産連が認定機関となり、日印産連「各印刷サービス」グリーン基準に基づき、客観的証明により認定を行い、認定マーク(GPマーク)を表示できる制度です。本制度は印刷形式により次の4部門に分かれています。
・オフセット印刷部門
・シール印刷部門
・グラビア印刷(軟包装)部門
・スクリーン印刷部門
また、本制度は三つの制度から成り立っており、環境配慮された印刷工場を認定する「GP工場認定制度」、印刷工場が使用する資機材を認定する「GP資機材認定制度」、認定工場が製造した印刷製品にGPマーク(環境ラベル)を表示できる「GP製品認定制度」があります。

 

 

こういった取り組みは、企業の環境配慮へのPR活動の一環として徐々に利用が広まっています。

 

弊社ではいずれの制度も利用が可能ですので、ご相談ください。